金曜・土曜は夜21時まで開館してナイトミュージアムを実施。「MOMATコレクション」と「解放され行く人間性 女性アーティストによる作品を中心に」は、お得な夜の割引料金で観ることができる(通常観覧料:一般500円、大学生250円、金曜・土曜の17時以降の観覧料:一般300円、大学生は7月19日~10月6日限定で無料)。
ガーデン・カフェ&夏のガーデン・ビアバー
レストラン「ラー・エ・ミクニ」のキッチンカーによるガーデン・カフェが前庭にオープン。ビール、ワイン等のドリンクとフードを、皇居が見渡せて芝生の緑が気持ちよい前庭で楽しむことができる。金曜・土曜のナイトミュージアムではビアバーとしてもおすすめだ。
また、金曜・土曜の18時から限定で、パスタやスパイシーフライドポテトなど、レストランからのデリバリーメニューも登場する。
所蔵品ガイド&夏だけのスペシャル企画フライデー・ナイトトーク
毎日14時からの「所蔵品ガイド」は作品解説ではなく、ガイドスタッフや参加者とトークしながら、作品を自由に感じ、想像をめぐらせ、それを言葉にして語り合い、まるで作品の謎解きをするかのような鑑賞体験ができる人気プログラム。1時間で約3作品を鑑賞し、毎回取り上げる作品も違うため、リピーターが続出する。
さらに、MOMATサマーフェス中の金曜の夜には、期間限定の「フライデー・ナイトトーク」を実施。このプログラムは、皆でトークをしながら1作品をじっくり鑑賞するスタイル。MoMAなど、世界のミュージアムでも利用されているスウェーデン製のギャラリーチェアを使うのもこだわりのポイント。仕事帰りに美術館を気軽に訪れ、文字通り「腰を据えて」鑑賞を深める贅沢なひとときを過ごすことができる。
その他にもイベントを続々実施
7月2日(火)から10月6日(日)まで行われる「高畑勲展」では、会場外エントランスに「アルプスの少女ハイジ」の写真撮影スポットが出現。展覧会をより楽しめる講演会も開催する。
その他、所蔵作品展では子供向けに「夏休み!こども美術館」(要事前申込)や、訪日外国人向けの英語による鑑賞・文化交流プログラム「Let’s Talk Art!」(要事前申込)、学芸員によるキュレーター・トークなどが行われる。過去の展覧会カタログがスペシャル価格で販売されるお得なヤードセールも見逃せない。
ふだん美術館に行くことがない人でも、気軽に美術作品を楽しめるイベントが盛りだくさん。今年の夏の思い出に、東京国立近代美術館を訪れてみよう。