“ただ可愛いだけの女性社員”ではなく、仕事も任され後輩もできたアラサー女子なら、“仕事がデキる美人社員”を目指したいですよね。
仕事に必要なスキルや能力はもちろんですが、コミュニケーション能力の高さは、仕事を円滑に進める上で重要なポイント。
中でも、上司とは良い関係を築いておきたいところですが、信頼関係を築いて一目置かれる人材になるには、会話力を磨く必要があります。
そこで今回は、筆者が経営者仲間にリサーチしてわかった「上司に好かれる会話テク」のポイントをご紹介したいと思います。

■「ちょっとお時間いいですか?」はNG
相談や提案をしたいとき、上司に「ちょっとお時間いいですか?」なんて言いがちなフレーズですが、実はウケが悪い言葉です。
上司からすると「何の話だろう」と気を揉んでしまうし、多忙なスケジュールの中、どのくらい時間を割くべきなのかも悩んでしまいます。
リサーチの結果、多くの人はこんな切り出しをしてくる部下に好感を持っているそうです。
「○○の商談の件でご相談があるのですが、今お時間5分いただいてよろしいですか」
「△△さんの研修で悩んでいることがあってご相談したいのですが、お時間を作っていただけますでしょうか」
具体的な内容を簡潔に伝えることで、上司も時間を作りやすく、内容によっては話が円滑に進むよう関係部署の人間を同席させるなど、話がスムーズに進みます。
伝え方を少し変えるだけで、相談力がぐっと高くなり、上司からも好印象を持たれますよ。
■「はい」「わかりました」…本当にわかっているの?
上司からの言葉に対し、「はい」「わかりました」「おっしゃる通りです」など、相づちをいれることは多いと思いますが、素直な態度で受け止めていると見られる一方、「本当にわかっているの?」と訝しく思っている上司も多いよう。
「こういう風に受け止めていたのに」という行き違い、あなたにも経験がありませんか? 確認した“つもり”が後々トラブルになることはよくある話です。
上司からの話しに対しては、自分なりに咀嚼して「○○ということですよね」と伝えることで、上司も安心でき、理解力が高いと好印象を持つようです。
■常に前向き思考である
転職したての社員や、新入社員と話すと前向きな意見や質問が多いのに、年数が経つと組織に慣れてしまうのか、変に賢い社員が増える、と感じている経営者が多いようのだとか。
これは提案しても無理だ、と知恵が働いてしまうため、“できない理由を探し始める”作業をしてしまうそう。
まだまだ男性優位の社会ではありますが、女性ならではの感性が企業にとっても求められることが増えています。せっかくのアイデアや志は無理だと諦めずに、ぜひ前向きに提案してみて。
常にポジティブな思考は、上司としても気づかされることが多く、好感度が高いようです。
いかがでしたか? ほんのちょっと言い方に気をつけ、ポジティブ思考を心がけるだけで、好感度はみるみる上がります。ぜひ意識してみてくださいね。