落ち込む人を傷つける、言ってはいけない言葉

「ひどい風邪を引いちゃって」「少なくともインフルエンザではなかったね」

「今日仕事をクビになってしまった」「少なくともしばらく働かなくて済むね」

こんな風に、「少なくとも」という言葉を使っていませんか?

この言葉、もしかしたら相手を傷つけているかもしれません。

攻撃的な印象が含まれる言葉

「少なくとも…」の後に続くのはどんなものでも、攻撃的になりがち。

「少なくとも…」と言うのは、相手をなぐさめようという善意からです。物事の“いい一面”を伝えることで、救いになればと思っているのです。しかし、痛みを抱えている人は“いい一面”が知りたいのではありません。相手が自分の話を聞いてくれて、理解してくれていると感じたいのです。

少なくとも」の代わりに使いたい言葉

「少なくとも…」は同情した時に言う言葉で、共感や感情移入ではありません。勇気、弱さ、恥ずかしさ、共感などを研究してきたBrené Brown教授によると、この違いはかなり大きいようです。Brownは、短いアニメの中で、そのことについてうまく説明しています。

Brownは「打ち明けてきた人とつながることを意識しましょう」と言っています。何と返せばいいのかわからない場合は、このように言うことをすすめています。

「今すぐは何と言えばいいのかわからないけど、でも言ってくれてうれしかったよ」。

また、昔ながらの台詞ではありますが「それは辛いね」も決して廃れることのない言い方です。

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