恋人同士だった二人が愛を誓いあったその先にあるのが結婚。愛する彼と無事ゴールインできればそれだけで幸せ……なんて考えていませんか?
結婚は恋人関係のゴールではあるけれど、人生のゴールではありません!今回は、結婚生活をスタートさせた先輩カップルが感じた結婚と恋との違いをご紹介します。
家族や親戚づきあいが必要になる
「お盆や正月に冠婚葬祭など、相手の家族や親戚とのつき合いは避けて通れません!
嫁姑関係は悪くないけど、やっぱり気を遣いますよね。旦那とは仲良くても、必ずしも家族と上手くいくとは限らないし……」(29歳/女性)
「結婚してから自分の立ち振る舞いを妻から注意されるようになりました。
もともと人づきあいが苦手なんだけど、妻の親戚の前では愛想良くしないと、後でいろいろ面倒くさいんですよ」(34歳/男性)
結婚するということは、相手の親や親戚とも家族になること。
2人の考えだけで物事を進めるのが難しい場合もあります。交際相手とはお互いの家族のことを話しておくと少しは心構えができるかも。
実際に会える機会がある場合は、上手に付き合っていけそうか、自分の目でチェックしておくのも◎。
お金や経済面の自由がなくなる
「結婚したら、男として家を支えていかないといけないじゃないですか。
仕事が辛くても簡単に辞めることもできないし、正直背負うものの大きさはそれまでとかなり変わりますよね」(32歳/男性)
「つき合ってたときは、気前よくおごってくれる彼に男らしさを感じていたんですが、家計が一緒になったら浪費癖が目について……。
相手からしたら何もかわってないんだろうけど、結婚した以上経済観念はちゃんと持ってほしいですよね」(27歳/女性)
独身の時は自由に使えたお金も、結婚したらそうはいきません。
交際相手の金銭感覚は今からきちんとチェックしておきましょう!
結婚を前提に考えている彼となら、お金の使い方など現実的な部分も話し合っておくと安心ですね。
男女の関係だけじゃなく人間同士の関係になる
「良くも悪くも相手のコンディションが大きく影響します。
結婚後に仕事で妻がスランプに陥ったりして、生活面での負担と精神的なフォローで大変なときもありました」(36歳/男性)
結婚してひとつ屋根の下で暮らすようになると、嬉しいことばかりでなく、自分の落ち込みやイライラもすべて相手に影響するもの。
恋人同士なら会わない時間が解決してくれるようなことも、結婚したらそうはいきません。
自分の嫌な部分をさらけ出すことになるのも結婚。相手の人間性を包み込める包容力もお互いに必要になってくるかもしれませんね。
でも、困難な場面でお互いを認め合えたら、愛する人との絆はより強く結ばれていくはず♡
結婚は「新しい人生のスタート地点」と考えて
恋人のときは甘いだけの関係も結婚したらまた別もの。縁あって結婚した相手とは、どんな困難にぶつかっても、思いやりを忘れず同じ方向を向いて乗り越えていくことが大事になります。
結婚はゴールではなくスタートと捉えて、恋人同士の時とは違う新しい関係になるということを覚えておきましょう。
お互いに助け合い、成長しあえる素敵な結婚ができるといいですね。