誰だって、汚い部屋で暮らすよりは片付けが行き届いていて、清潔で綺麗な部屋で暮らしたいと思うもの。それなのに、なかなか部屋が片付かないのはどうしてなのでしょうか。ここでは、そんな片付けができない人の共通点に迫ります。
物を出しっぱなしにする
「うちの夫は出したものを戻すということができない。使った調味料は机に置きっぱなしだし、冷蔵庫から出した飲みかけのペットボトルもそのまま。出すことはできても戻すことができない人は片付けができないなって思う」(30代/主婦)
▽ 出したら戻すのは、片付けをするうえで基本中の基本です。子どもだって保育園や幼稚園で学んでいることでしょう。片付けができないのであれば、まずは基本に立ち返る必要がありそうです。
床に物を置く
「片付けが苦手な友達の家でみんなで飲み会をしたとき、友達は全部の物を床に置いてた。机の上に置いてあるべきティッシュとかコップも全部床。もちろん、鞄も服も床。床で生活できるレベル。床に物を置く生活をしている人は、掃除機もかけにくいし、なかなか片付かないだろうなと思った」(20代/学生)
▽ 床に物を置くことで、どんどんと足の踏み場がなくなり、生活スペースがせまくなっていきます。生活しにくい部屋だと、汚しても気にならなくなりどんどん汚い部屋になっていくという負のループです。
しゃがむのが面倒くさい
「昔から片付けができない私。友達とシェアハウスで暮らしてみてわかったのは、まずしゃがむことからできていなかったということ。物を落としてもしゃがむのが面倒くさくて、このままでいいやって思って放置。そんな私を見た友達がドン引き。『拾えばいいだけじゃん! 2秒でできるよ!』って怒られて初めて気づいた」(20代/IT)
▽ 面倒くさがり屋な人も片付けができない傾向があります。しゃがむことさえ面倒くさがっていたら、片付けどころではなく何もできませんよね。
春になったら本気出す
「4月に向けて断捨離を始めた私。部屋に物があふれていてものすごく汚いから、4月からは綺麗な部屋で暮らしたい! って思ったんだけど……。始めてみたら、『今は寒くて雑巾がけすると手が冷たくなっちゃうし……』などと思ってしまう。なのでやっぱり片付けは春になったら本気出そうって、自分を正当化してるところ(笑)」(20代/出版)
▽ やるべきことを先延ばしにする人も片付けられない人の特徴のひとつ。気づいたらまず動くこと、すぐに片付けを始めることが大切です。
物が多くて掃除ができない
「物が多すぎてどこから手をつければいいのかわからない! 試しに捨て始めてわかったのは、今まで埃が積もった炊飯器とかテレビ台の下が気になっていたけど、掃除をするところまでたどり着かなかったんだということ」(30代/公務員)
▽ 物が多すぎると断捨離をするだけで終わってしまい、掃除機をかけたり整頓したりということがどんどん後回しにされてしまいます。そのため物が多すぎる人は、その先の段階まで進まず片付かなかったんですね。
忙しくて時間がない
「仕事が激務で掃除している時間がない。仕事は好きだからそれは別にいいんだけど、平日は終電帰りで毎日帰って寝るだけだし、休日はたまに友達と遊んだり、疲れて1日中寝てたり。わざわざ掃除だけする日をつくるのがもったいなく思えちゃう」(20代/広告代理店)
▽ 忙しくて時間がとれない人もなかなか片付けができません。家に寝に帰るだけのような生活であるとなおさら、片付けが億劫になってしまうようです。